日経DUAL、知っていますか?
働くママ、パパの為のウェブマガジンですが、有用な情報が多く、また通勤中等空き時間にサクッと読める記事なので、愛読しています。
そこでこんな記事を発見したので共有です。
- 東京23区で一番入りにくいのは港区
- 入園決定率39.9%に驚愕
- 認可の園庭保有率24.6%(文京区に続きワースト2位)
- ワースト2位の台東区は入園決定率55.4%
- 入りやすさ一位は豊島区、続いて北区
- 引っ越し予定の人は待機状況をチェックすべし
- 保活を経て思うこと
東京23区で一番入りにくいのは港区
普光院亜紀さんが代表を務める「保育園を考える親の会」が毎年実施している「100都市保育力充実度チェック」の調査で、2018年度に認可保育園等(認定こども園、小規模保育など含む)に入れた子どもの割合(入園決定率)が東京・23区内で最も低かったのは港区、ワースト2位は台東区でした。
上の記事に詳細が載ってます。
入園決定率39.9%に驚愕
いわゆる、認可の入園決定率が約4割。(ワースト1位)
てことは、それ以外は認可外、もしくは港区の補助の認可外「港区保育室」てことですよね。
ちなみに、その港区保育室を併せても入園決定率は6割程度だそうです。
本当の認可外、もしくは諦め育休を延ばしたり何らかの処置をした人が4割ということ。
5年前くらいはこんなじゃなかった気がするのですが…(港区に住んでいて保育園に入れた同僚談)
マンションが増え、働く女性が増えた結果?なのか。
もちろん、その中には育休延長目的で「落ちたくて落ちる」人もいるかと思います。
それらを除いたら本当は何割になるのか気になるところですが…
それでもこの値。
びっくり。
認可の園庭保有率24.6%(文京区に続きワースト2位)
そして、こちらもびっくり。
ビル内などの保育園も多いんだろうなぁ、とは思いますが。。
近所の公園に遊びに行ったりするだろうけど、その公園も保育園児だらけになっていそうだなぁ…とも思ったり。
実際、平日休みに子供を近くの公園に連れて行くと、保育園児の群れに高確率で遭遇します。
園庭があってもなくても公園は行くと思いますが、なかったら更に行く頻度増えますよね。公園争奪戦になっている現状も多そうです。
ワースト2位の台東区は入園決定率55.4%
港区と比べると、
すごい、一気に55%まで上がるんだ!
なーんて思いそうですが、よくよく考えると半分は落ちるんですよね。
全然大丈夫じゃない。
一億総活躍社会なんて言ってる場合じゃない。
これじゃその半分の女性が働けませんよー。
ただ、各自治体、一生懸命認可を増やしたり対策を練っていても大都市一極集中のこの構図が改善しない限り、なかなか根本的な改善は難しいのかも。
保育園を増やすといっても限度があるし、先日のニュースのように増やせ増やせで経営が破綻したり保育士一斉退職になったりしたら、もっと悪いですよね。
⬇️こちら参照⬇️
入りやすさ一位は豊島区、続いて北区
東京でも埼玉県よりの区が良いという結果でしたが、その年度によって順位も変わるのでこれも一概には言えないのかもしれません。
それでも、豊島区の入園決定率88%は素晴らしい。
2017年に至っては90.8%だったとのこと、これまたすごい。
そして2019年に更に8カ所の認可園を新設するとのこと。
保育料も最高所得で比較しても港区とは約2万の差が。(豊島区6万3千円、港区8万3200円)
池袋も住みたい街ランキング浮上してきましたし、、豊島区、盛り上がってますね。
引っ越し予定の人は待機状況をチェックすべし
以上より、これから引越しを考えていて、共働きで保育園絶対入れたい!!!という状況で敢えて港区を選ばなくてもいいのかな、と思いました。
もしこれから引越し予定があり、かつ共働きで保育園に入れる予定があるのであれば、職場からの距離・住みやすさ・家賃等以外にも、保育園状況を考慮した上で引越し先を選んだ方が後々楽になるかもしれません。
なんてったって、単純計算(週5日、月20日預けるとして)年間240日通う園ですから。
そして、保育料も区によって違うので、そこも確認を。毎月何万も違うと大きいです。
ただ、3歳からは無料になるので、小さいうちから入れなければ少しの我慢で済むのかも。
保活を経て思うこと
私は2016年4月に産み、2017年4月に0歳で保育園に入れて復帰しました。
我が家は単身赴任加点+0歳で入れられたので比較的苦労することなく入れました。
が、0歳でも加点がなければ落ちたママ友も何人もいますし、1歳で兄弟加点があっても落ちたママ友もいます。(もちろん自治体によって選考に差があるのでこれも一概に言えず)
認可外にいれてポイント稼いで来年リベンジも、本当によく聞く話。
働きたいのに働けない、そんな状況を作ってはいけないと思いつつ、現状はまだまだ厳しい・・・というのが現実。
それなら、やはり自分で出来る限りリサーチして、最悪の事態(認可にも認可外にも入れず復帰すらできない、辞めざるを得ない)は避けられるよう、まずは個人の努力をしなければいけないのが今の日本です。
いつか、保活という言葉が死語になることを願っていますが、恐らくまだまだ先の話。
それまでは、なるべく情報を集めて、まずは働き続けられるよう個々人で頑張りましょう。(本当はそんなことをしなくても安心して保育園に預けられる社会が一番ですが)
希望する人皆が保育園に入れられて、働き続けられる社会になりますように。
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